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「​おほぞら会」とは

「おほぞら会」とは: 画像

​​おほぞら会の歴史

​学生主体の書の学び合いコミュニティ

​​「おほぞら会」は、実は2020年から誕生しました。

始まりは学生による主体的な臨書への取り組みでした。その後、目的によって、会は次々と新たな活動に励んできました。

①高野切第三種の会

おほぞら会の原点は、2016年から始まった「高野切第三種の会」です。

「高野切第三種の会」は、書道専攻第68期生(当時学部1年生)が集まり、自主的に高野切第三種の全臨に取り組みました。仮名の授業が秋学期に開設されないことから自分たちで仮名を学ぼうとしました。

※全臨→手本となる古典の全文を臨書すること。

②関戸本の会

2017年からは「関戸本の会」へと変わりました。

第68期の6人の有志が、1年をかけて関戸本古今和歌集の全臨に取り組もうとしました。月に1度作品を持ち寄り、相互批評し臨書の技術を高め、また、臨書をする中で出てきた疑問についても話し合い、古筆や臨書に関する知識を得ました。

③寸松庵色紙の会

2018年には「寸松庵色紙の会」となりました。

2年生の春学期「仮名研究Ⅱ」の授業でも学んだ寸松庵色紙の全臨に取り組みました。第68期の中の5人が週に一度集まり、臨書だけでなく創作にも挑戦し、倣書の技術を身につけることができました。

※倣書→手本の筆意や構成を基に、別の文字を素材にして作品を作ること。

④仮名の会

続いて、「寸松庵色紙の会」は、「仮名の会」となりました。

「寸松庵色紙の会」の5人で活動しました。各々が学びたい臨書と並行して創作にも取り組み、臨書と創作の双方の技術を高めました。

毎月共通の和歌一首を決め、各々の好きな大きさや表現で制作してくる現在の「課題和歌」の取り組みはこの頃から始まりました。

2019年も「仮名の会」が続きました。

これまでは同学年による集まりでしたが、他学年の書道専攻の学生も参加するようになりました。このことにより、学年や学書歴を超えた学生主体の学びの場が生まれました。学部1年生から社会人までの約15人が月に一度集まり、相互批評や交流を行いました。取り組む内容は、臨書でも創作でもよいこととしました。

⑤おほぞら会

2020年から「おほぞら会」が誕生しました!

コロナ禍での活動のあり方を模索しました。大学での対面批評会ができなくなったため、zoomやteamsを活用して批評会や話し合い、発表などを行いました。所属が23人と多いため、グループに分かれて活動しています。月に一度のzoomによる全体会で、他グループと交流しています。

〈略歴〉

2016年  高野切第三種の会

2017年  関戸本の会

2018年  寸松庵色紙の会

      仮名の会

2019年  仮名の会

2020年~ おほぞら会

「おほぞら会」とは: テキスト
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